常勤看護師と非常勤看護師には、待遇面や携われる業務、受けられる教育などで大きな差があります。常勤看護師として働くメリットは、生活が安定することです。常勤看護師の給料は基本的に月給制で、時給となる非常勤看護師として働くよりも毎月の収入が安定します。また、常勤は社会的信用を得やすく、住宅ローンや車のローンが組みやすくなるのもポイントです。

常勤で働くそのほかのメリットには、福利厚生が充実していることが挙げられます。職場が退職金やボーナスなどを設けていても、非常勤看護師の場合は基本的にもらえませんが、常勤看護師ならもらえるのが一般的です。職場にもよりますが院内保育を利用できたり、資格取得支援をしてもらえたりするケースもあります。さらに、職場が契約を結んでいる宿泊施設の格安利用、社員寮などが用意されていることもあるでしょう。

教育制度が充実している点も、常勤看護師として働くメリットと言えます。院内で開かれる勉強会はもとより、院外で開かれるセミナーに参加するチャンスも得やすいでしょう。院外で開催されるセミナーは参加費がかかるケースがほとんどですが、そのような場合に受講費用を補助してくれる職場も珍しくありません。

仕事する際も、責任ある仕事をまかせてもらえるメリットがあります。職場で活躍する人材として期待されているため、キャリアアップするチャンスも広がるでしょう。本人の頑張り次第で、リーダーや主任など責任あるポジションにつくことが可能です。常勤看護師を目指したい人はこちらもどうぞ⇒常勤看護師になりたいなら！